REBORAN *小説* 山獄『ネーム』「おーい!ツナ、獄寺!!」いつからだろう・・山本が10代目の事を名前で呼ぶようになったのは・・・ *ネーム* 「10代目!!一緒に昼飯食べましょーよ!!」 オレが、いつもどうり10代目を昼飯に誘った。。 「うん、いいよ」 なぜ、10代目をさそうのかというと、10代目といると必ず山本も来るからだ・・・。 「おーい、まったまった俺も一緒に食べるぜ!!」 よし、今日も一緒に食べれる!!と心の中では思いながら俺の口から出るのは まったく思ってもない言葉だ・・・ 「えー、山本も一緒に食うのかよ!テンションさがるぜ・・・」 「別にいいだろぉ!獄寺。」 また、獄寺って呼んだ!!なんで俺だけなまえじゃなくて苗字で呼ぶんだ・・・ と思いながらも昼飯を食べるために屋上へいった。 「あはは、それ本当なの山本?」 「ほんとうなんだって!!」 こうして3人で食べているとオレだけ居場所が無い気がする・・・ 「獄寺!どうしたんだぁ?さっきから一言もしゃべってないぞ??」 「あ、腹が痛くて・・・俺、先教室帰るわ。」 「大丈夫かよ獄寺ぁ」 「大丈夫?獄寺くん」 山本が心配してくれている・・・嬉しいのだけど、またしても俺の口からは 思ってもいないことがでてくる・・・。 「大丈夫ッスよ10代目!!山本は心配なんてすんな気色悪りぃ。」 「おいおい、気色悪りぃはねぇだろ獄寺」 「うっせーなぁ!あ、じゃあ俺教室行きますね10代目!!オレのコトなんて気にしないでごゆっくり!」 タッタッタッ・・・ そういって俺はこの場をさった・・・ 本当は、この場を去ったのは仲のいい二人を見ているのが辛かったから・・・ 教師へいく階段を登っていると、後ろから声がした・・・。 「オイ、獄寺!! 」 これは・・・山本の声・・・?驚いて後ろを振り返るとそこには、山本がいた これは幻・・・?分からなくて、俺は声をかけてみた。 「お前なんでこんなとこにいるんだよ!! 「だって、おまえすごく辛そうな顔してんぞ!! 山本・・・そこまでオレのコトみててくれたのか? 「それにツナがみてこいっていったし!!」 えっ・・山本はオレのためじゃなくて、10代目に言われたからおれをみにきたのか・・・やっぱり10代目が一番大事なのか・・・そう思ったときおれのなかでなにかがきれた・・・ 「なんできたんだよ!おまえは10代目のことだけ心配してればいいんだよ」 「は、なにいきなりきれてるんだよ獄寺!!」 「うっせーきれてねーよ!!」 本当はすっごくムカムカしている・・・ 「なんか、このごろおまえおかしーぞ!!」 おかしくてとうぜんだ。だって、俺はこのごろ山本が好きだと自覚したのだから・・・ 「うっせーなとにかくおまえは10代目のそばに居ればいいんだよじゃーな」 そういって、走り出そうとした時グイッと山本に手をつかまれた・・・ *2*に続く・・・。 |